映画「娼年」レビュー

今回は2018年に松坂桃李主演で映画化された「娼年」のあらすじ&ネタバレを綴ります。

 

目次

1.娼年とは

2.あらすじ&ネタバレ

3.感想

 

1.娼年とは

石田衣良による恋愛小説。第126回直木賞候補作。2016年には同じく松坂桃李主演で舞台化されている。

 

 

2.あらすじ&ネタバレ

主人公の森中領(松坂桃李)は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、美しい女性がバーに現れた。女性の名前は御堂静香。「女なんてつまんないよ」という領に静香は"情熱の試験"を受けさせる。それは、静香が手がける会員制ボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。 入店を決意した領は、翌日から娼夫・リョウとして仕事を始める。

 

最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。

「普通である」という特徴を武器に様々な女性に認められ、評価が上がっていく。

 

娼夫として働いているということがホストの友達と大学の女友達に知られてしまう。「普通」であるリョウは昼の世界で生きるべきだといわれ迷う。

またリョウはオーナーである静香と10年前に亡くなった母親を重ね付き合いたいという欲望にかられるが、静香の病気の関係から断られる。

 

一時は摘発を受けたクラブも無事再開し、娼夫として成長し生きていく。

 

 

3.感想

あくまでひと月に片手で数えられる程度の数しか映画を見ないわたしの感想です。

一言で言うならば「綺麗なAV」でした。

映画に詳しい評論家の方はどう思われるかわかりませんが、見終わった直後の感想として「いろんな生き方あるんだな」「相手の話を聞く姿勢って大事だな」という程度です。もう一度見ようとは思いませんでした。

ただ映像が美しいので、視覚的に魅力的な映画でした。